深セン日本商工会



<マーケティング >

東南アジア小売市場の今後

 国内小売業が東南アジアに熱い視線を注いでいる。ファーストリテイリングが2020年までに東南アジアで1,000店の大量出店をめざしたり、イオンはベトナムやカンボジアへの進出を表明したりするなど、大手の事業展開が進み始めた。今後のアジア小売市場はどう変わっていくのだろうか。  東南アジア全11カ国(シンガポール・ベトナム・タイ・フィリピン・インドネシア・カンボジア・ブルネイ・マレーシア・ミャンマー・ラオス・東ティモール)の内、小売事業が成り立つ市場はシンガポール・ベトナム・タイ・フィリピン・インドネシア・マレーシアの6カ国だ。1人当たりGDP(名目)も上昇傾向にある。中でも、ベトナム・タイ・インドネシアの3カ国の小売市場は今後、高い成長を見せるだろう。  まずベトナムについて見てみよう。ベトナムの小売業は、着実な経済成長、所得の増加、中間層の拡大、若者人口の増大といった要因に加え、欧米風の生活様式に接す……