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中国深読みコラム】第33回~中国の冷菓・氷菓市場~

 8月に入りました。連日30度を超える日が続き冷たい飲み物やアイスクリームが恋しい季節です。日本アイスクリーム協会の「アイスBiz実態調査2012」によると、気温が30度を超えると「かき氷」を食べたいと思う人が増えるそうです。ただし25度では半数近くの人がアイスクリームを選ぶ、とのことです。今回は中国の冷菓・氷菓市場を取り上げます。

 古来中国では夏場でも暑いお茶を飲み、庶民は白湯(サユ)か、煮沸したお湯を冷ました「涼開水」を飲料水としていました。この習慣は冷蔵庫が普及するつい最近まで中国各地で見られ、アイスクームやシャーベットのような冷菓・氷菓は北京や上海の高級ホテルでしか手に入らない貴重品でした。それが今世紀に入り中国が豊かになるにつれて、中国冷菓・氷菓市場は劇的に変化します。

 ロンドンの食品・飲料調査会社「Mintel」に依りますと、2014年の中国アイスクリーム販売額は114億米ドル(……