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税関一体化の全国展開に付いて

「全国税関一体化改革の推進に関する公告(税関総署公告2017年第25号)、以下、25号公告」により、2017年7月1日から、全国の税関管理が実施されています。 これにより、通関手続きの合理化が実現すると同時に、全国の通関情報の共有化により、HSコード、通関価格の妥当性などに関する管理強化が図られる可能性が有り、実際に、その影響が実務上、出てきています。 税関一体化の経緯、管理体制、想定される影響について解説します。

1.税関一体化の経緯 税関一体化は、通関地域の選択と、通関・貨物引取手続きに関して影響を与えますが、以下のような経過措置を経てきています。

(1)地域統合 25公告による全国税関一体化実現前に、以下の地域で試行措置が実施されています。 ● 北京・天津・石家庄 「京津冀税関区域通関一体化改革の公告(税関総署公告2014年第45号)」に基づき、2014年7月1日より実施。但し、石家庄は2014年10……