深セン日本商工会



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税関一体化と通関手続

2017年7月1日から、「全国税関一体化改革の推進に関する公告(税関総署公告2017年第25号)」により、全国の税関一体化が実現しています。これに伴い、課税強化(関税評価額査定に関する所管機関の変更に伴う)の動きが生じているのは確かですが、本来、税関一体化は、企業の利便性向上につながるものであり、その一つに「通関・申告地の選択」が有ります。 通関・申告地の選択とは、輸出入取引に関しての申告場所を、「輸出入を行う企業の所在地、若しくは、実際の入出国地の何れかの税関で行うか」を、企業が選択できることをいいます。 では、具体的に、どの様なオペレーションとなるかを、蘇州企業が、上海港で輸入する場合の状況を例にとって解説します。

1.上海港に貨物が到着するが、蘇州税関での申告を希望する場合 この場合の、申告手続のフローは、以下の通りとなります。

(1)貨物が上海港に到着する前に、船会社が「積……