深セン日本商工会



<コラム >

現地化……改めて原点から考える

今回は現地化を切り口に、現地と本社のあり方を考えてみましょう。

ちなみに、現地化という観点で前回の『大本営主義』を捉えると、「現地化という名の本社化」と言えます。

2000年代ぐらいまでは、「どう現地化を進めるか」が日系企業の大きなテーマでしたが、その後、現地化が進み、「現地化を進めた結果、その弊害が出てきた」という相談も増えてきました。

確かに、

駐在員数を減らすため組織の現地化を進めた→適性や力量が足りず対客先や組織内部で様々な問題が噴出→火消しのため日本から支援者を投入したり空輸で緊急対応したり→結果的にコストはあまり下がらず客先の評価や組織の求心力だけが低下

……という実例を見たりしてしまうと、本来の目的とは異なる結果、むしろ逆効果?と感じるようなケースもあります。

現地化というと、無意識のうちに「どう現地化するか」を考えがちですが、そろそろ原……