深セン日本商工会



<法務 >

会社清算における株主の責任について簡潔に考察する

会社清算とは、会社が解散した後に、未結了の業務を片付け、債権債務を処理し、会社残余財産を分配することで、最終的に会社の主体資格を消滅させるための法に定められた手続きをいう。合併や分割により解散する場合を除き、その他の理由で会社を終了させる場合、いずれも清算手続きを踏まなければならない。一般的に、会社清算を大別すると、破産による清算と破産によらない清算という2つのパターンがあり、本稿では、主に破産によらない清算について考察する。

一、会社清算において株主が負う義務

「中華人民共和国会社法」(以下「『会社法』」という)第183条(※1)、「『中華人民共和国会社法』適用の若干事項に関する最高人民法院の規定(二)」(以下「『会社法』司法解釈二」という)第18条(※2)の規定によると、有限責任会社の場合、清算義務の主体は株主全員であり、株式会社の場合、清算義務の主体は董事、支配株主である。……