.商務部
1.薄熙来部長「人民日報」インタビュー(2005年12月23日付け人民日報)
(1)紡績に関する欧米との貿易摩擦について
今回の紡績紛争は、わが国がWTOに加盟後、国際保護貿易主義との最初の対決であり、2000万人余の紡績労働者の切実な利益に影響が及ぶものである。ある同志は紡績品をどれだけ輸出するかは我々の権利だと考えているが、このような見方は片面的であり、「242条」は客観的に存在するのである。わが国の輸出構造を改善するという自身の利益から出発しても、紡績品の輸出の伸びは適度にする必要がある。日本や韓国と異なり、わが国の対外貿易は世界市場の構造が基本的に形成された条件の下で急速に発展している。対外貿易の急成長は、確かにかなり多くの貿易摩擦をもたらす。今回の交渉を通じて、我々は国際経済・貿易ルールについての認識を深め、摩擦に対応するための重要な経験を蓄積した。
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田中 修