人民元の値上がり、コストの上昇、輸出払い戻し税の引き下げなどにより、2008年度の広東省の玩具輸出企業の縮小がはじまっている。広東省はもともと欧米のクリスマス用品など、中小の製造業ががんばってきたが、ここに来て玩具輸出企業の生産規模縮小・輸出取りやめが相次いでいる。
広州税関の調査でも、2008年1~7月で玩具を輸出した実績のある企業数は1404社で、このうち374社は去年に輸出実績のない新しい企業だとし。ここから推測すると、去年と比較して広東省では3618社が玩具の輸出から撤退したことになるという。
撤退した企業のうち、2882社は民間企業で、全体の79.7%を占めている。この民間企業のうち、深センエリアの企業が大部分を占めており、全体の95.3%にあたる274……
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藤田康介