12月8-10日に、2009年の経済政策の基本方針を決める中央経済工作会議が、国務院・党中央共同で開催された。この会議は通常12月第1週に開催されるが、今回は大幅に日程が遅れており、これは11月の経済指標を確認する必要があったためと思われる。本稿では、このポイントと特徴及び続く全国発展・改革工作会議の概要について解説する。
1.2008年の回顧
(1)2008年は、党・国家の発展プロセスにおいて、尋常・平凡ならざる1年であった
今年下半期に入り、国際経済環境は急転直下となり、国内経済の困難は明らかに増加した。情勢の発展・変化に基づき、我々はタイムリーにマクロ・コントロールの主要任務を経済の平穏で比較的速い発展……
田中 修