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はじめに 12月10―12日に、2011年の経済政策の基本方針を決める中央経済工作会議が、国務院・党中央共同で開催された。本稿では、このポイントと特徴について解説する。

１．第11次5ヵ年計画期間の回顧 （１）第11次5ヵ年計画期間は、わが国発展史上極めて非凡な5年であり、わが国改革開放・社会主義現代化建設が新たに重大な成果を得た5年であった。 　我々は一連の大事をなしとげ、一連の喜ばしい事柄をしっかり行い、一連の難事に適切に取り組んだ。総合国力は大幅に上昇し、人民の生活は明らかに改善し、国際的地位・影響力は顕著に高まり、社会主義経済建設・政治建設・文化建設・社会建設・生態文明建設及び党の建設は重大な歴史的進展を得て、将来一時期の経済社会の発展が更に新段階に上るために良好な基礎を打ち固めた。 （２）5年で得た成果は容易なものではなく、累積した経験は貴重なものに満ちており、創造した精神的財産の影響は……

田中　修