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 １－3月期のGDPは9兆6311億元であり、実質9.7％の成長となった。2010年7－9月期は9.6％、10－12月期は9.8％であった。第1次産業は5980億元、3.5％増、第2次産業は4兆6788億元、11.1％増、第3次産業は4兆3543億元、9.1％増である。前期比では、2.1％の成長である[1] 。 　国家統計局の馬建堂局長によれば、成長率に対する需要面からの寄与度（寄与率）は、最終消費が5.9ポイント（60.3％）、資本形成が4.3ポイント（44.1％）、純輸出が－0.5ポイント（－4.4％）となっている。

（１）物価 ①消費者物価 　3月の消費者物価は前年同期比5.4％上昇し[2]、2月より0.5ポイント加速した[3] 。都市は5.2％、農村は5.9％の上昇である。食品価格は11.7％上昇し、居住価格は6.6％上昇した。前月比では、2月より0.2％下降した。 （参考）9月3.6％→10月4.4％→11月5.1％→12月4.6％→1月4.9％→2月4.9％→3月5.4％ 　1－3月期では、前年同期比5.0％の上……

田中　修