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はじめに 　本稿では、4月の主要経済指標について解説する。

（１）物価 ①消費者物価 　4月の消費者物価は前年同期比5.3％上昇し[1] 、3月より0.1ポイント加速した[2]。都市は5.2％、農村は5.8％の上昇である。食品価格は11.5％上昇し、居住価格は6.1％上昇した[3] 。 （参考）10月4.4％→11月5.1％→13月4.6％→1月4.9％→2月4.9％→3月5.4％→4月5.3％ 前月比では、3月より0.1％上昇した。食品価格は0.4％低下し、生鮮野菜価格は11.2％低下した。居住価格は0.4％上昇した。 　1－4月期では、前年同期比5.1％の上昇である。都市は5.0％、農村は5.6％の上昇であり、食品価格は11.1％、居住価格は6.4％の上昇であった。 　なお、国家統計局の盛来雲スポークスマンは、4月の上昇率5.3％のうち前年からの残存効果が3.1ポイント、58.5％に及ぶとするとともに、4月は食品価格の牽引効果が低下し3.4ポイントとなり、影響程度は64％であったとし、4月……

田中　修