2.国務院常務会議(7月6日) 2010年度中央予算執行等会計検査で指摘された問題について、対応を検討した。 会議では、「長年形成された地方政府債務の規模はかなり大きく、一部の地方・業種の債務償還能力は弱く、リスク・隠れた弊害が存在する」とし、「地方政府債務のリスクを有効に解消しなければならない。分類して管理し、区別して対応するという原則に基づき、債務償還と建設中のプロジェクトのつなぎ融資問題を適切に処理する。引き続き、融資プラットホーム会社をしっかり整理・規範化する。金融機関はリスクの識別とリスク管理を確実に強化し、借入人の参入条件を厳格に実施し、商業化原則に基づき審査・批准の手続を履行しなければならない。政府の規定に反した担保行為を断固として禁止する。同時に、規範的な地方政府の起債資金調達メカニズムの確立を検討しなければならない」とする。 また、この問題は地方政府の財源不足が原因……
田中 修