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３．全局に関わるいくつかの重要政策を統一的に企画し、しっかり実施せよ 　年初の手配に基づき、今年の各種政策を全面的にしっかり実施し、以下の重点を際立たせなければならない。 （１）物価総水準の基本的安定を維持する[1] 　現在、物価を推し上げるいくつかの要因は一定程度抑制できたが、根本的には消去されていない。 ①世界の流動性の充満、国際一次産品価格の上昇の伝播、輸入インフレ圧力は、決して明白には弱まっていない。 ②食品・居住価格の前年同期比上昇率はなお高止まりであり、短期内には顕著・大幅に低下し難く、これが引き続き物価上昇に対しプレッシャーを形成する。 ③昨年のベースの効果。 　7月から昨年のベースの効果の影響が徐々に緩和され始め、ターニングポイントが出現したが、7－9月期は依然低くない。 ④労働賃金等の要素コストの推し上げとその影響が、長期にわたり硬直性を有している。 　物価総水準の安定の重……

田中　修