0755-8635-0820/0755-8635-0821
TOP 中国関連ビジネス情報

中国関連ビジネス情報

コラム

中国会計・税務すぐに役立つQ&A-①「債権・債務管理」編

中村 亨

2011-11-02

■はじめに  近年、中国の急速な経済発展の波に乗って日系企業の中国現地法人の規模が拡大し、業務プロセスが複雑化する中、総経理が取り組むべき課題も多様化しています。そのような状況の中、クライアントから筆者に寄せられる質問の内容も会計法規等で明記されておらず、判断が難しいものが増えているように思います。今回はその中から、会社の債権債務の滞留管理についての事例をご紹介します。現地で一人何役も担う責任者の業務の一助になれば幸いです。  なお、文中の質問に対する筆者の見解は私見である旨、あらかじめお断り致します。

Q-1:債権の滞留管理 当社は、日本に親会社を持つ中国の製造・販売子会社です。先日、親会社の内部監査部門のメンバーが内部監査のため来社し、会社の債権管理方法について指摘を受けました。 当社の滞留管理は入金予定日に入金がなかった債権を、入金予定日からの遅延日数ごとに(30日、60日、90……
非会員の方は記事の一部しかご覧になれません。閲覧には会員ID、パスワードでのログインが必要となります。入会希望の方は こちら

中村 亨

前のページに戻る