2.国境警備隊といざ白哈巴(バイハーバー)へ (1)1升ビンに入った日本酒を飲む漢族グループ カナス湖に入っていく手前の駐車場からは環境保護バスで移動し、月亮湾、神仙湾、臥龍湾、観魚亭(1,000段ほどの階段の上、標高2,030メートルに建てられた高台の塔。ここからカナス湖全体を見渡せる)などを散策しました。夕食は、レストランのテラス席でとったのですが、カナス湖の風に吹かれながらの食事は、西域旅行の気分を非常に盛り上げてくれました。
ただし、筆者のせっかくの旅情も、発泡してしまったワインと日本酒の1升ビンを持ち込んで宴会を始めた漢族グループによって、すぐに台無しになってしまいました。
(2)国境警備隊と白哈巴(バイハーバー)へ 翌日、運転手が国境警備隊の派出所に行こうと言ってきました。突然の事で事情が飲み込めないまま、派出所に到着しました。
武装警察:「おう、お前らか。新疆……
奥北 秀嗣