■商業賄賂の認定基準と留意点 ~賄賂とビジネスの境界を探る~ 近年、中国における商業賄賂への取締りが強化され、外国企業がからむ商業賄賂事件も報道で目にすることが多くなった。事実、講師のクライアント(日系企業)のなかにも、商業賄賂の疑惑をかけられ、立ち入り調査を受けた企業が少なくない。 一方で、中国では商業賄賂とビジネスチャンスが密接に関わっている業界も数多くあり、このような商習慣の下、いかに商業賄賂を回避しながら、中国でのビジネスを拡大していくかが、今後、中国でビジネスを展開、拡大を考える日本企業の大きな課題となる。 本セミナーでは、現在中国で多くの日系企業にリーガルサービスを提供する現役中国人弁護士が、中国の商業賄賂の構成要件、商業賄賂認定の回避方法等を判例および実例を挙げながら分かりやすく説明する。
日時 平成24年1月16日(月)午前9時30分~12時30分 ……韓晏元