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（１）物価 ①消費者物価 　11月の消費者物価は前年同期比4.2％上昇し[1] 、10月より1.3ポイント鈍化した[2] 。都市は4.2％、農村は4.3％の上昇である。食品価格は8.8％上昇し、非食品価格も2.2％上昇している。居住価格は3.0％上昇した[3] 。 （参考）6月6.4％→7月6.5％→8月6.2％→9月6.1％→10月5.5％→11月4.2％ 前月比では、10月より0.2％下落した。食品価格は0.8％下降し、約－0.25ポイントの影響を与えた。生鮮野菜は6.0％下降した。肉類及び肉製品価格は2.6％下降し、うち豚肉価格は5.3％下降した。非食品価格は0.1％上昇し、居住価格は同水準であった。 　1－11月期では、前年同期比5.5％の上昇である。都市は5.4％、農村は6.0％の上昇であり、食品価格は12.1％、非食品価格は2.7％、居住価格は5.6％の上昇であった。 　なお、国家統計局は、11月の上昇率4.2％のうち食品価格の牽引効果は約2.70ポイントとなり、このうち食糧価格の上昇は8.9……

田中　修