はじめに 本稿では、中央農村工作会議[1](12月27日)における温家宝総理の講話の概要を紹介する。
1.わが党は歴代「三農」政策を高度に重視してきた とりわけ16回党大会以降、経済の急成長・国力の不断の増強の背景下、我々は都市・農村の発展を統一的に企画することを堅持し、農民所得の増加を農村政策の中心任務とすることを堅持し、農業を強化し・農民に恩恵を施し・農村を豊かにする政策体系を初歩的に形成し、都市・農村の発展を統一的に企画するという要求に符合した制度枠組みを基本的に確立した。 農業・農村の発展は世間が目をみはるような巨大な成果を得て、「三農」の発展は「黄金期」に入った。食糧生産は「8年連続収穫増」を実現し、2011年の総生産は1兆1424億斤[2] に達した。農民1人平均純収入は長年連続して急増しており、2011年は6900元余りと予想される[3] 。農村社会事業は急速に発展し、農村の風貌は急速に改善……
田中 修