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コラム

バックオフィス・マネジメントの基本と本質 「銀行預金②」

山田 健司

2012-09-25

適正な資金繰り ◇基本と本質 不正の防止と適正な資金繰り。今回は適正な資金繰りについて述べる。現預金は会社における血液のようなもの。いくら利益が出ていても、現預金がなくなれば会社は死んでしまう。つまり、黒字倒産である。得意先からの入金と、仕入先への支払い、従業員への給料・事務所の家賃など固定的な経費の支払いを総合的に考慮して、資金繰り表を作成するのが基本。商習慣上、月末に入金が多く、仕入先への支払いが集中する月末直前が資金需要のピークである。 ◇チェックポイント □毎月、2~3ヶ月分の資金繰り表は作成されているか。 □月商1ヶ月分など、適正な預金残高を把握しているか。 □通貨別の資金管理はなされているか。 □資金が苦しくなった際、調達などの対策は取られているか。 □資金を運用する際は、安全性・流動性を意識しているか。 ◇解説 企業にとっての血液とも言える現預金。現金は一般企業での取り扱い……
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山田 健司

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