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コラム

「間違いだらけの異文化理解」第12回 日本語はあいまいではない

井上 一幸

2012-10-19

グローバル経済やグローバル人材を語るとき、「あいまい」という単語は、日本または日本語を説明するのに必要不可欠な言葉になっている。 私はそういった現状を、しかも日本人自身がそう信じきっていることを、大いに憂いてやまない。 当たり前のことを言うようだが、日本語も、他の全ての言語と同じように、正確な表現もできればあいまいな表現もできる。特別にあいまいな表現が多いわけでもなければ、ビジネスに不向きでもない。それ以上でもそれ以下でもない。 日本語は特別にあいまいであるかのようにいうのは正しくない。 ではなぜ、日本語あいまい説がかくも流布しているのかというと、日本語を良く理解できなかった一昔前の外国人が、「日本語はあいまいだ」と言いだしたのがきっかけだろうと思っている。それだけなら良かったのだが、外国人の言うことは何でも正しいと思っている多くの日本人がそれを請け売りして、「そうだ、そうだ、日本語は……
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井上 一幸

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