1-9月期のGDPは35兆3480億元であり、実質7.7%の成長(1-6月期は7.8%)となった。1-3月期は8.1%、4-6月期は7.6%、7-9月期は7.4%である。第1次産業は3兆3088億元、4.2%増、第2次産業は16兆5429億元、8.1%増、第3次産業は15兆4963億元、7.9%増である。前期比では、2.2%の成長である[1]。
なお、国家統計局の盛来運スポークスマンは、7.7%の成長率について、最終消費の寄与率は55%、寄与度は4.2ポイント、資本形成の寄与率は50.5%、寄与度は3.9ポイント、純輸出の寄与率は-5.5%、寄与度は-0.4ポイントであったとしている。
(1)物価
①消費者物価
9月の消費者物価は前年同期比1.9%上昇し、上昇率は8月より0.1ポイント低下した[2]。都市は2.0%、農村は1.7%の上昇である。食品価格は2.5%上昇し(8月は3.4%)、非食品価格も1.7%上昇(8月は1.4%)している。居住価格は2.3%上昇、衣類は3.4%上昇(8月は3.1%)した[3]。
1-9……
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田中 修