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コラム

エコノミストの見解(2)

田中 修

2012-10-31

1.210-12月期の見通し 国家統計局は原則上、予測は行わない。しかし、今日私は簡単に個人的見方を述べようと思う。 私は10-12月期は、7-9月期とりわけ9月に続いて、経済が「底入れし安定化」あるいは「安定化して穏やかに反転上昇」する可能性が比較的大きいと考えている。 ①成長安定政策を推進する下で、投資はなお平穏で比較的速い伸び率を維持する。 1-9月期、固定資産のプロジェクト新規着工計画総投資の伸び率は25.7%であった。これは先行指標であり、固定資産投資が平穏で比較的速い延びを維持することを示唆している。 ②消費の観点からも、私は自信をもっている。 国慶節ゴールデンウイークは、再度世界の人々に対し、中国の潜在的消費能力を示した。 ③輸出の面から言えば、西側国家はいずれもクリスマスという季節的要因に入る。 これに加え、欧米の金融市場には緩和の兆しがあり、私は中国の輸出は9月の穏やかな反転上昇局面を維持で……
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田中 修

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