2012年のGDPは51兆9322億元であり、実質7.8%の成長(1-9月期は7.7%)となった。1-3月期は8.1%、4-6月期は7.6%、7-9月期は7.4%、10-12月期は7.9%である。第1次産業は5兆2377億元、4.5%増、第2次産業は23兆5319億元、8.1%増、第3次産業は23兆1626億元、8.1%増である。前期比では、2.0%の成長である[1]。
これを寄与率でみると、最終消費は51.8%、資本形成は50.4%、純輸出は-2.2%となる。
(1)物価
①消費者物価
12月の消費者物価は前年同期比2.5%上昇し、上昇率は11月より0.5ポイント加速した[2]。都市は2.5%、農村は2.5%の上昇である。食品価格は4.2%上昇し(11月は3.0%)、非食品価格も1.7%上昇(11月は1.6%)している。居住価格は3.0%上昇、衣類は1.9%上昇(11月は2.3%)した[3]。
2012年の消費者物価は、同2.6%上昇した。
(参考)1月4.5%→2月3.2%→3月3.6%→4月3.4%→5月3.0%→6月2.2%→7月1.8%→8月2.0%→9……
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田中 修