中央農村工作会議(2012年12月21・22日)
会議では「現代農業の発展を加速し、農村の発展活力を更に増強することに関する党中央・国務院の若干意見」(討論稿)が討議され、回良玉副総理が講話を行った(新華網北京電2012年12月22日)。
1.会議の概要
(1)18回党大会の「三農」発展に関する戦略的手配を正確に把握しなければならない。
現在、わが国の現代化建設において、最も脆弱な部分は依然として農業現代化の立ち遅れである。
経済社会体制における際立った矛盾が、依然として都市・農村の二元体制の障害であることは明らかであり、小康社会を全面的に実現するプロセスにおいて、最も深刻な制約は依然として都市・農村の発展と個人所得の格差が過大なことである。
(2)国家食糧安全と重要農産品の有効な供給を確保しなければならない。
現在及び今後一時期、農業生産が入る高コスト・ハイリスクで資源・環境の制約が厳しくなる新たな段階……
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田中 修