第18回党大会が提起した「発展の成果を人民に共に享受させ、取得分配制度改革を深化させなければならない」を貫徹実施し、第12次5ヵ年計画の実施を深く推進し、所得分配の構造・制度を整備し、都市・農村住民の所得を増やし、所得分配格差を縮小し、所得分配秩序を規範化するため、以下の意見を提起する。
2.1 所得分配制度改革を深化させることの重要性・困難性を十分認識する
改革開放以来、わが国の所得分配制度改革は段階的に推進され、伝統的な計画経済体制の下での平均主義的な分配方式を打破し、労働に応じた分配を主体とすることを堅持する基礎の上で、資本・技術・管理等の要素が貢献に応じ分配に参与ことを容認・奨励し、所得分配の調節を不断に強化してきた。
30年余りの模索・実践を経て、労働に応じた分配を主体とし、多様な分配井方式が併存する分配制度が基本的に確立し、税制・社会保障・移転支出を主要な手段とした再分配調節の枠組み……
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田中 修