はじめに
南京日報2013年3月27日は、1-2月期の消費の低迷について、特集記事を掲載している。概要は以下のとおりである。
1.禁酒令が消費を低迷させている
国家統計局の数字によれば、1-2月期の消費の伸びは突然鈍化した。社会消費品小売総額は3兆7810億元で、前年同期比名目12.3%の伸びであり、2012年の14.3%の伸びに比べ大幅に下降したのみならず、昨年最低の伸びであった7月の13.1%より低かった。
消費形態では、1-2月のレストラン収入の伸びは8.4%にすぎず、一定限度額以上のレストラン収入は1278億元であり、同-3.3%であった。
今年1-2月期の輸出は23.6%、投資は21.2%と2桁の伸びを維持したが、3頭立て馬車の消費の伸びが鈍化に転じたことは、商務部と国家発展・改革委員会の関心を呼び起こしている。全国一定規模以上の工業の伸びは9.9%であり、12月より伸びが0.4%低下した。
国家発展・改革委員会経済研究所の陳新年は、……
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田中 修