はじめに
中国発展ハイレベルフォーラムでは、都市化についてエコノミストが議論をたたかわせた。この模様を中華工商時報2013年3月26日が報道しており、概要を紹介する。
1.共通認識
○都市化はわが国現代化建設の歴史的任務であり、内需拡大の潜在力の所在でもある。新しいタイプの都市化は、わが国の経済成長の新たな牽引力となることが期待される。
○10年来、わが国の都市化の発展は迅速であり、2002-2011年のわが国の都市化率は平均毎年1.35ポイント進展し、現在わが国の都市化率は既に50%を超えている。
○都市化は中国経済の発展の方向であるが、都市化は都市造成運動ではない。将来、都市による土地囲い込みを回避しなければならず、「大都市病」の轍を踏んではならない。
○更に多くの高層ビルを建設することが都市化ではない。新しいタイプの都市化の核心は人口の市民化である。
2.個別発言
(1)住宅・都市農村建設部住宅改革・発……
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田中 修