中国税関総署は4月10日1~3月の貿易額は前年同期比13.4%増の9,746億6,900万米ドル(約97兆円)、同期間の対日貿易額は10.7%減の708億6,873万ドル(約7兆円)と発表した。税関総署中国統計部の鄭躍声部長は、中国の輸出入総額に占める日本の割合が第5位の7.3%であることを踏まえ、「この割合は決して小さくない。だが、対日不振が中国の輸出入全体に及ぼす影響は限定的」と分析した。ちなみに中国にとっての貿易額上位国・地域は、①欧州連合(EU):1.9%減の1,244億844万米ドル②米国:10.8%増の1,182億3,800万米ドル③香港:71.2%増の1,098億7,596万米ドル④東南アジア諸国連合(ASEAN):15.5%増の1,002億5,517万米ドル⑥韓国:4.9%増の633億3,832万米ドルである。
要するに、日本だけが大幅な落ち込みになっており、この事に関して商務部の陳健次官は「すべて日本側の責任」「尖閣諸島をめぐる一連の問題で中国人のプライドが大きく傷つけられ……
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松本 健三