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項懐誠元財政部長がボアオ・フォーラムで「地方政府の債務が20兆元を超えている可能性がある」と発言したことにより、再び地方政府の債務問題が脚光を浴びている。以下、関連記事を紹介したい。 １．項懐誠元財政部長の発言関連 （中新社ボアオ電2013年4月6日） 中国地方政府の債務規模が、ボアオ・アジアフォーラム2013年大会において、再度関心を引き起こした。元財政部長の項懐誠は、6日、「現在、中国地方政府の債務は、20兆元を超えている可能性がある。ただし、中国政府の債務は決して『非常に危険』とまでは言えない」との見通しを述べた。 報道によれば、今年の「両会」（全国政協・全人代）期間、全国政協委員・審計署副審計長の董大勝は、「2010年末までは、中国の中央債務の規模は7.7兆元前後、地方の債務は10.71兆元であったが、一部の地方政府債務に一定の変動があったことを考慮すると、現在、各レベル政府の総債務規模は15兆元から18……

田中　修