現在シンガポールの人口は約530万人となっており、そのうちシンガポール国民および永住権者は380万人で、残り150万人が外国人労働者となっています。
シンガポール政府の発表によると、2030年には人口の半分を外国人が占めると予測されています。
これはシンガポール政府が2011年の出生率が世界最低水準だったことを考慮し行った、人口増加を促す政策が大きな要因でしょう。
一方、外国人の増加に対する国民の不満を懸念し、在外国人就労ビザ取得が年々厳しくなっていますが、就労許可は高学歴、経験者など特定のスキルや能力を持つ者をターゲットに厳選的ながらも人材の受け入れは続いています。
ただしその際問題となるのが、受け入れ態勢が整っていないという状況です。
近年外国人滞在者が急激に増加したことにより、電車通勤時は日本のラッシュなみの混雑となっています。この間、通勤の際に電車を6本待った後ようやく乗れた時に、このような不……
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