■前提
アライアンス<※注1>を実行する際には、下記①~③を確認する必要がある。
①戦略的整合性
自社の基本戦略に基づいて、何のために、どのような経営資源を、どのように獲得(若しくは提供)するかを明確にする。
→必要とする経営資源について、移動・模倣・代替が非常に困難である場合、アライアンスを選択する。
②「企業文化、目指す成果」共有と経営トップのコミットメント
パートナー間で「企業文化、目指す成果」を共有でき、経営トップに長期的な信頼関係を構築する強い意志があること。
→信頼、成果に対する考え方は、各国文化の中で同じではないため注意が必要である。
③経営資源共有と実行力
価値ある技術、ノウハウ、ネットワーク、販売チャネルなどに双方がアクセスして活用できること。
→双方のアクセスを実現するための体制を作り、効率的に推進できること。
<※注1:説明>
アライアンスとは「企業間における経営……
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牛田 賢