Q:
弊社の中国工場では取引先メーカーを退職された方等、年配の技術者の方を数名採用しています。中には65歳を過ぎた方もおられます。就業許可または外国専門家証を取得できず、就業ビザ(Zビザ)の発行を受けることができない技術者の方には、訪問ビザ(Fビザ)で対応してもらっています。中には保険会社の年齢制限に引っかかったため、日本でも中国でも従来加入していた医療に関する海外駐在員保険(海外旅行者保険)が付保できなくなった方もいます。今回、保険を付保できなくなった方が、ヘルニアとなり、弊社が知らないうちに、中国の病院で手術を受けておりました。費用は日本円換算で、100万円かかったようです。どのように対応すれば良いのでしょうか?また、弊社としては、将来、医療の問題にどうように対応し、社内体制の構築方法もアドバイスしてください。
A:
1.今すぐの問題
(1)前提となる事実関係
ヘルニアの手術代については、……
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奥北 秀嗣