みなさん、こんにちは。インドネシア駐在員の長澤です。
今回は、インドネシアでの駐在員の給与設定についてお話しいたします。
日本からインドネシアに赴任する場合には、日本とインドネシアの個人所得税率の違いを把握したうえでの給与設定が必要となります。
日本の最高税率は50%と高くなっていますが、累進課税のため実際にはそれ以下の税率が課されます。一方でインドネシアの最高税率は30%となりますが、実は多くの赴任者の場合において、当該税率の違い及び所得控除額の差により、日本に比べインドネシアの方が所得税額が多くなるケースがあります。
インドネシアでの基礎控除はRp 2,430,000(約243,000円)、配偶者控除はRp 2,025,000(約202,500円)、子供の控除はRp2,025,000(約202,500円/上限3人)となっており、配偶者1名、子供3名であっても最大でRp3,240,000(約324,000円)と日本の基礎控除(38万円)と給与所得控除(65万円)の3……
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