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持分出資とは、出資者が他社に対して保有する持分を出資に充て、新設のまたは存続している対象会社に投資する行為のことを言う（備考：ここの「他社」とは法律上、通常「持分会社」と呼ばれ、「対象会社」は「投資先会社」と呼ばれる）。持分出資は実際には、出資者が他社に対して保有する持分を投資先会社に譲渡し所有させ、その「対価」として、出資者が投資先会社の株主権益を取得すると同時に、投資先会社を持分会社の株主にすることになる。投資先会社は、自ら設立もしくは増資を行うと同時に、対外的に投資を行い、持分会社の持分を取得することになる。 中国「会社法」第27条で、「株主は、金銭をもって出資することができ、また、現物、知的財産権、土地使用権などの金銭によって評価することができかつ法律に従い、譲渡することのできる金銭以外の財産を価値評価して出資することもできる。ただし、法律、行政法規の規定により出資としてはならな……

郭蔚