李克強総理は7月16日、経済情勢座談会を開催し、研究機関・大学の専門家から内外経済情勢の見方、機械・家電・省エネ・金融等の業種の企業責任者から生産経営の状況を聴取した。会議には、張高麗・劉延東副総理、楊晶・王勇国務委員が同席した。この座談会も、月末の党中央政治局会議で経済政策の基本方針を決めるまでの一連の政治プロセスの一環である。本稿では、座談会における李克強総理の発言を紹介する(新華網北京電2013年7月16日)。
現在わが国の経済発展は、多くの有利な条件があるのみならず、これまでなかったような錯綜し複雑な局面に直面している。世界経済の回復は非常に困難であり、国内経済発展における「ジレンマ」の問題が増大している。この局面に対するには知恵と勇気が必要であり、新たな視角・新たな思考法を用い、発展の大勢を正確に認識し、安定の中で前進し、安定の中で力を発揮し、安定の中で質を高め、マクロ政策をしっかり把……
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田中 修