本稿では、習近平総書記・李克強総理がそれぞれ開催した会議の概要を紹介する。
1.改革開放座談会(7月23日)
習近平総書記は7月23日、視察先の武漢で「一部省責任者座談会」を開催し、改革の全面深化に関する意見・建議を聴取した。座談会には、湖北省・山西省・黒竜江省・浙江省・湖南省・武漢市の書記と上海市長及び東風自動車の董事長が出席した。
これは、党中央政治局会議で当面の経済政策を決定するまでの一連の政治プロセスの一環であるとともに、秋の党3中全会の地ならしの意味を持つものである。
以下は、習近平総書記の重要講話の内容を紹介する。
改革開放は、わが党が新たな条件下で人民を率いて進めてゆく新しく偉大な革命である。この偉大な革命は、党11期3中全会から現在まで、35年間歩んできた極めて非凡ならざる過程である。事実が証明しているとおり、改革開放は現代中国が発展進歩する活力の源であり、党と人民の事業が大きく……
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田中 修