人民銀行は8月2-3日、支店長座談会を開催し、8月2日には第2四半期貨幣政策執行報告を公表した。本稿では、このうち金融政策関連部分を紹介する。
1.支店長座談会(8月2-3日)
上半期の経済金融情勢を分析検討するとともに、下半期の政策重点について手配を行った。会議には、ゲストとして工業・情報化部の朱宏任総工程師と財政部財政科学研究所の賈康所長が招待され、それぞれ「生産能力過剰の矛盾を解消し、産業構造調整を促進する」、「現在の財政収支状況及び財政政策・改革」と題する報告を行った。以下は会議の概要である。
今年に入り、内外経済環境は十分複雑である。党中央・国務院の正確な指導の下、人民銀行は18回党大会・中央経済工作会議精神を貫徹実施し、安定の中で前進を求めるという政策の総基調を堅持し、穏健な金融政策を引き続き実施し、金融の改革開放深化に力を入れ、金融リスクを厳格に防止した。各政策の進展は順調である……
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田中 修