(1)物価
①消費者物価
7月の消費者物価は前年同期比2.7%上昇し、上昇率は6月と同水準となった[1]。都市は2.6%、農村は2.9%の上昇である。食品価格は5.0%上昇し(6月は4.9%)、非食品価格も1.6%上昇(6月は1.6%)している。衣類は2.2%、居住価格は2.8%上昇した [2]。
(参考)1月2.0%→2月3.2%→3月2.1%→4月2.4%→5月2.1%→6月2.7%→7月2.7%
前月比では、6月より0.1%上昇し、6月(0.0%)から上昇に転じた。食品価格は同水準(6月は0.0%)であった。うち生鮮野菜は2.2%上昇(6月は-5.2%)とプラスに転じ、約0.06ポイントの影響を与えた。肉類及び肉製品は1.1%上昇し、物価への影響は約0.08ポイント(豚肉価格は1.7%上昇し、約0.05ポイントの影響)であった。非食品価格は0.2%上昇(6月は0.0%)、居住価格は0.3%上昇(6月は0.1%)であった。
1-7月期は同2.4%の上昇である。
食品・エネルギーを除いた消費者物価(コア消費者物……
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田中 修