習近平総書記は8月27日党中央政治局会議を開催し、党3中全会を11月に開催することを決定した[1]。主要議題は、「改革を全面的に深化させる重大問題の研究」である。本稿では、会議の議論の中から改革関連部分及び新華社の解説を紹介する。
1.政治局における議論
(1)改革の全面的な深化
改革の全面的な深化は、党・国家の活動の全局に関わる。18回党大会が描いた、小康社会を全面的に達成し社会主義の現代化を推進するというマクロの青写真を実現し、中国の特色ある社会主義を堅持・発展させ、中国の特色ある社会主義制度の自力による整備・発展を不断に推進し、わが国の発展が直面する際立った矛盾・試練を解決して、経済社会の持続的で健全な発展を実現するには、いずれも改革の全面的な深化が要求されるのである。
改革開放は現代中国の命運を決定するカギとなる手段であり、「2つの百年」[2]という奮闘目標の実現を決定づけ、中華民族の偉大……
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田中 修