9月9日、李克強総理は英『フィナンシャル・タイムズ』に「中国は世界に持続的発展の知らせを伝達する」と題する一文を寄稿した。本稿では、外交部が9月9日に公表した中国語版をもとに紹介することとする。
国際金融危機が爆発して5年後の今日、世界経済の成長が緩慢に回復するプロセスにおいて、新たな試練が各国の面前に出現している。
今週、大連で挙行される夏季ダボス・フォーラムは世界の注目を浴びている。人々はここで中国政府のシグナルを得ることができると期待しており、正に転換の要となる段階にある中国経済のパワーを感じている。
あるウオッチャーは、「中国経済の成長の鈍化傾向は、最終的に大幅な下降に至り、更には『ハードランディング』に至るのだろうか?中国の改革開放の道は、各種の複雑な社会の難題によって軌道をはずれてしまうのだろうか?」と問うている。
私の回答は、「中国は経済の長期に健全な発展を維持し、中国は引……
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田中 修