11月1日、李克強総理は21世紀理事会[1]
北京会議開幕式において「変革する世界における中国」と題する講演を行った。また習近平国家主席は11月2日、メンバーと会見した。本稿では、両者の発言の概要を紹介する(新華網北京電2013年11月2日)。
1.李克強総理の開幕式講演
■この会議の前、理事会は私に質問の明細を提供した。その内容は、中国の発展が直面する試練、改革開放の措置、国際ガバナンスの理念・役割等多方面にわたるものであった。このことは、皆が更に多く中国を理解し、国際舞台において中国が演ずる役割を理解したいと希望していることを示すものである。
理事会は、今回の会議のテーマを「中国を学び理解する」と確定した。これは見れば簡単だが、内容は相当豊富である。私はこのテーマを賞賛する。なぜなら、これは皆が中国に関心をもち、近い距離から中国を観察し、立体的に中国を認識し、とりわけ中国の未来を展望することを希望し……
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田中 修