習近平総書記は11月22日に党外人士座談会、12月3日に党中央政治局会議を開催し、2014年の経済政策を議論した。今後はこの方針に基づき中央経済工作会議が開催され、2014年の経済政策の基本方針が確定することになる。本稿では、この2つの会議の概要を照会する。
1.党中央政治局会議(12月3日)
会議の概要は以下のとおりである(新華網北京電2013年12月3日)。
今年に入り、内外情勢は錯綜し複雑であり、わが国経済の発展は近年稀に見る複雑・峻厳な局面に直面している。党中央・国務院は全国各民族・人民を率いて18回党大会精神を深く貫徹実施し、安定の中で前進を求めるという総基調を堅持し、安定成長・構造調整・改革促進を統一的に企画することを堅持し、マクロ政策の安定・ミクロ政策の活性化・社会政策による底固めを有機的に統一することを堅持した。政策の一定の程度を維持し、コントロールの考え方・方式を刷新し、深いところにまで注力し……
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田中 修