コラム概要
チャイナ・プラスワンは海外戦略として、もはや定石。しかし、中国で学ぶべきことを学んでおかないと、他国に行っても同じ課題に直面する。『焼畑経営』にならないよう、中国現法を活用して異文化チームづくりの要諦を学びましょう。
初めまして。中国華北で、主に人事労務面から日系企業の課題解決を支援している小島です。北京に近い地味な1000万人都市、天津に住んで10年目を迎えました。
首都に近くて、どちらかというと保守的な街ですから、労務問題なんかはそりゃあなかなか大変です。以前、報道を見ていたら、上海の労働仲裁の結果が、会社勝訴3割、労働者勝訴3割、痛み分け4割と出ていました。同時期の天津が1割未満。会社主張が通ったのは1割未満だったという意味です。
さらに、天津の日系企業は愛知県周辺の製造業が多い。私、地元人なので言いますが、コスト意識が強く管理に厳格な会社揃い。だから堅実なわ……
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小島 庄司