5.政府活動報告のポイント 今回の報告のうち、2014年の経済政策の主要なポイントは以下のとおりである。
(1)構成の変化 2013年報告は重点政策が9から4に減らされ、簡素化が図られていたが、再び項目数が元に戻った。 政策の優先順位としては、11月の党3中全会決定を受けて、改革と開放が1位・2位に躍り出た。従来の「発展方式の転換」は「内需増強」「イノベーション」「生態文明」に3分割され、それぞれ3位・6位・9位となった。2013年は都市と農業・農村の発展が一体として2位に位置付けられていたが、農業・農村と都市化が別項目となり4位・5位に配置された。「社会建設」が「民生の保障・改善」から独立してそれぞれ7位・8位となった。 (2)2013年にマクロ・コントロールの考え方・方式を刷新したことを強調 経済情勢の大きな変動に対し冷静さを保ち、「安定成長・雇用維持の下限とインフレ防止の上限を明確に固守し、経済が合理的……
田中 修