マレーシア機の事件(事故)や韓国船の事故など、アジアで痛ましい話が続きました。海外に住んで仕事をしていると国際線を使った移動は避けられませんので、報道には現実感があり他人事とは思えません。せめて、こういう事故を機に少しでも安全対策が向上することを願っています。
このマレーシア機事件で『ゾンビプレーン』という言葉が注目を集めました。操縦者不在で飛び続ける状態を指すそうです。ゾンビの意味を考えれば心が痛みますが、それだけシビアな状態だということを示してもいます。
もともとゾンビとは恐怖映画などに出てくる、死んでいるはずなのに自己意思もなく歩き回る存在。転じて、事実上倒産している状態なのに借金などによって生き残ってしまっている企業を『ゾンビ企業』と言ったりします。
実は、現地法人の人事制度にもゾンビはたくさん存在します。
・日本本社の制度を持ってきて導入したが……
小島 庄司