はじめに 4月23日、国家発展・改革委員会は、第13次5ヵ年計画編成作業始動記者会見を開催し、計画編成作業始動の基本情況を解説した。本稿では、発展改革委首脳の主要発言を紹介する。 1.李朴民秘書長 18回党大会以来、わが国の発展は新たな段階に入り、直面するチャンスは未曾有のものであり、直面するリスク・試練も未曾有のものである。第13次5ヵ年計画期間(2016-2020年)は、わが国現代化建設プロセスにおいて非常にカギとなる5年であり、①小康社会の全面実現という目標の実現を勝ち取り、②重要分野・カギとなる部分で改革全面深化の決定的成果を得て、③経済発展方式の転換が実質的進展を得ることを確保しなければならない。このため、第13次5ヵ年計画は特殊重要な地位を占めるものであり、第13次5ヵ年計画をしっかり編成する意義は重大であり、影響は深遠である。
党中央・国務院は第13次5ヵ年計画編成作業を高度に重視しており、習近……
田中 修