皆さん、こんにちは。東京コンサルティングファーム、シンガポール駐在員の岩城です。 今回はマレーシア不動産の外国人最低購入価格変更と、少し前に出された予算案について述べさせていただきます。 マレーシアへの不動産投資熱は数年前より盛り上がりを見せており、それに関する報道や出版物を目にする機会が皆さんも多くあることかと思います。近年では、すでにバブルの状態にあるとか、まだまだであるとか方々の意見が盛んに挙げられていますが、完全に見抜くというのはほぼ不可能でしょう。 先日お会いした不動産投資家の話では、需給バランスが悪く、近いうちに暴落を起きるのではと仰っていました。
冒頭に挙げた外国人の最低購入価格ですが、この5月よりこれまでの50万リンギット(約1,500万円)から100万リンギット(約3,000万円)へと変更になります。これにより、中堅価格以下のコンドの売れ行きが滞り、今後の賃貸相場にも大きく影響……
TCF