皆さん、こんにちは。東京コンサルティングファーム、タイオフィスの長澤です。今回はタイのPF(プロビデントファンド)についてお話します。
福利厚生の一環としてプロビデントファンドへの加入を検討するケースは多いかと思います。プロビデントファンドとは会社が一定の料率を指定し、会社及び従業員がそれぞれ掛け金を支払う仕組みで、掛け金の運用に応じて、退職時に給付を受けることが出来ます。原則的には全社員が対象ですが、従業員は加入をしないという選択も可能です。
掛け金の料率としては、給与額の3%-5%が一般的で、300名以下の企業では3%が多くなっています。勤続年数が一定の年数を超過する場合に上記の掛け金を変更するというオプションもあります。勤続年数が1‐5年は3%、5年超は5%などのように設定可能です。
プロビデントファンド運用会社により、積立金の運用はリスク・リターンに応じていくつかのタ……
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