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はじめに 習近平総書記は7月29日、党中央政治局会議と党外人士座談会を開催し、下半期の経済政策を討論・検討した。また、10月に党4中全会を開催し、法に基づく治国を全面的に推進することについての重大問題の検討をテーマとすることを決定した。本稿は、2つの会議の概要を紹介する。 １．党中央政治局会議 （１）党4中全会テーマ「法に基づく治国」 法に基づく治国は、中国の特色ある社会主義を堅持し発展させるための本質的要求・重要保障であり、国家のガバナンス体系とガバナンス能力の現代化を実現させるための必然的要求であり、わが党の執政・興国、人民の幸福・安寧、党・国家の長期にわたる秩序安定に関わるものである。 小康社会を全面的に実現し、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現し、改革を全面的に深化させ、中国の特色ある社会主義制度を整備・発展させ、党の執政能力と執政水準を高めるためには、法に基づく治国を全面的……

田中　修